クラブからの発表によると、完全移籍加入は労働許可証の発行をもって正式に完了となる。
また、背番号は「7」に決定。昨季、クラブに41年ぶりとなるヨーロッパリーグ(EL)のタイトルをもたらし、今夏にロサンゼルスFCへ完全移籍した韓国代表FWソン・フンミンが10年間にわたって背負った番号を継承する。
完全移籍加入を受けて、シャビ・シモンズはトッテナム・ホットスパーを通してコメントを発表。次のように心境を明かした。
「本当に嬉しい気持ちだし、ここで新たなスタートを切ることが待ちきれない。長い間、このような時を夢見ていたんだ。スパーズは偉大なクラブで、監督に会ってすぐに、ここが自分にぴったりの場所だと分かった。チームに華やかさをもたらすだけでなく、ハードワークと規律も大切にする。チームのために、そしてファンのためにも、勝利のために全力を尽くしたい」
同様に、トッテナム・ホットスパーを率いるトーマス・フランク監督も、次のような言葉でシャビ・シモンズに期待を寄せた。
「シャビを獲得できたことを本当に嬉しく思う。
「シャビは10番のポジションと左サイドの双方でゴールとアシストを量産し、その能力を証明してきた。また、相手の守備を崩すためにチームメイトと連携を取るような、優れた洞察力も持ち合わせている。彼がここにやって来れば、既にハードワークしている優秀なチームの一員として、すぐに活躍してくれると確信している」
シャビ・シモンズは2003年4月21日生まれの現在22歳。名門として知られるバルセロナのカンテラ(育成組織)、“ラ・マシア”の出身で、同クラブでトップチームデビューを飾る前に、パリ・サンジェルマン(PSG)へ籍を移した。2021年2月、17歳にしてトップチームデビューを果たしたものの、豊富な選手層を誇るPSGでは安定した出場機会を確保できず、2022年夏にはフリートランスファーでPSVへ完全移籍。2022-23シーズンにエールディヴィジの得点王に輝くなど躍動すると、シーズン終了後にはPSG買い戻しオプションを行使した。
だが、復帰後はPSGに合流するのではなく、ライプツィヒへレンタル移籍。レンタル期間を延長して迎えた2年目の今年1月には完全移籍へ移行していた。ライプツィヒでは公式戦通算78試合出場22ゴール24アシストをマーク。今季もここまで行われた公式戦2試合のピッチに立っていたが、移籍市場が閉まる前にプレミアリーグへの初挑戦を決断した。
また、FIFAワールドカップカタール2022でオランダ代表に初招集され、同大会の決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)アメリカ代表戦で代表デビュー。
トッテナム・ホットスパーは今夏の移籍市場で攻撃的MFの補強を目指していたが、ノッティンガム・フォレストに所属するイングランド代表MFモーガン・ギブス・ホワイト獲得に失敗し、交渉を進めていた同MFエベレチ・エゼは土壇場でアーセナルへ移籍。同MFジェームズ・マディソンの長期離脱によって補強の必要性が高まる中、シャビ・シモンズの獲得に漕ぎ着けた。
今シーズン、トーマス・フランク新監督の下で始動したトッテナム・ホットスパーは、プレミアリーグで2連勝と好スタートを切っている。シャビ・シモンズは日本代表DF高井幸大やガーナ代表FWモハメド・クドゥスらに続く新戦力として、“スパーズ”の一員となった。
【動画】スパーズがシャビ・シモンズ加入を正式発表!