移籍金は明らかになっておらず、ロンドン・シティ・ライオネスの関係者は記録更新を否定しているようだが、イギリスメディア『BBC』によると、PSGの関係者が女子サッカー界の移籍金記録を更新する140万ポンド(約2億7900万円)で取引が成立したと語っているという。
現在28歳のゲヨロは2012年に15歳でPSGの下部組織に加入すると、その2年後のトップチームデビューを果たし、これまでPSG一筋でプレー。キャプテンも務め、フランスカップで3度の優勝などを経験した。また、フランス女子代表としても103試合出場で23ゴールを記録している。
ロンドン・シティ・ライオネスは2019年に設立され、昨季初昇格を決めて今シーズンから初めてウィメンズ・スーパーリーグ(WSL)に参戦している。なお、同クラブには男子チームがなく、WSLに昇格した初の完全独立したクラブにもなっている。
移籍が決定したゲヨロはロンドン・シティ・ライオネスのクラブ公式サイトで「とても興奮しているし、ここに来られて本当に嬉しく思っている! 誇りにも思っているし、チームに会うのが待ちきれない。イングランドでプレーすることも楽しみなことだ。13年間同じチームでプレーしてきたから、私にとっては新たな挑戦になる」と意気込みのコメントを発表している。