ブラジル代表FWエステヴァン(チェルシー/イングランド)が、同代表での初ゴールを決めた喜びを口にした。5日、大手メディア『ESPN』が伝えている。


 エステヴァンは4日に行われたFIFAワールドカップ26南米予選第17節のチリ代表戦に先発出場を果たすと、0-0で迎えた38分にハフィーニャのシュートがGKに防がれて高く上がったボールにゴール前で反応し、左足でバイシクル気味なシュートを決めて先制点をもたらした。なお、エステヴァンは66分までプレーし、試合は3-0でブラジル代表が勝利を収めている。

 これが6試合目の出場にしてブラジル代表での初ゴールとなったエステヴァン。ブラジルメディア『UOL』によると、18歳4カ月11日でのゴールは、1958年に17歳7カ月24日で「サッカーの王様」と呼ばれるペレ氏が決めたゴールに次いで、公式戦ではブラジル代表史上2番目の若さでの得点になったという。

 記念すべきゴールを挙げたエステヴァンは試合後、「子どもの頃からマラカナンで代表初ゴールを決めることを夢見てきた。このゴールはロンドンにいる家族に捧げるよ」と喜び口にしながら、次のように続けた。

「僕たちはいつもここに来て、ファンに喜びを届けるために全力を尽くしている。僕は代表チームの大ファンで、今日プレーできたことは夢のようだった。神に感謝している。これからはここに留まるために努力を続けるだけだ。それが僕の夢だ」


【動画】18歳FWエステヴァンがブラジル代表初ゴールをマーク!

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