イタリア代表DFアレッサンドロ・バストーニが、FIFAワールドカップ26欧州予選の第5節エストニア戦を振り返った。イタリアメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。


 イタリア代表は5日、エストニア代表と対戦。前半をスコアレスで折り返したものの、後半にマテオ・レテギの2ゴールを含む5得点を挙げて快勝。同国代表指揮官に就任したジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の初陣を勝利で飾った。

 この試合の後半アディショナルにチーム5点目を決めたバストーニは、「5ゴールは技術的な質とは別にして、僕らのハングリー精神から生まれたものだと思う。常に質の高いプレーをしてきたと思うが、ピッチの上では責任を果たさなければならない。対戦相手のレベルは置いておいても、良い試練になったし、集中力を保ち、攻撃では全力を尽くすことができた」と試合を振り返った。

 また“闘犬”の異名を持つガットゥーゾ監督の下でのプレーについては「ガットゥーゾをチームメイトにしたことはないけど、どんな感じだったかは想像できるね。彼は僕らに強い決意を根性を与えてくれたんだ」と語り、精神面での影響を明かした。

 さらにバストーニは比喩を交え、「かなりの“平手打ち”をしてくれたし、それが僕らに必要なことだったんだ」とコメント。これに対してイタリア代表指揮官は「物理的な“平手打ち”は誰にもしていないよ」と笑いながら答えつつ、「私はハードワークするチームを望んでいる。結果を得るためには苦しむ覚悟が必要だし、イタリア人はその達人だった。その精神を取り戻さなければならない」と語っている。



【動画】イタリア代表、ガットゥーゾ体制初陣で勝利



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