リーズを率いるダニエル・ファルケ監督が、日本代表MF田中碧がチームトレーニングに合流したことを明かした。11日、リーズの公式HPがファルケ監督のコメントを伝えている。


 リーズは今シーズンより3年ぶりにプレミアリーグに身を置いている。昨年夏に加入し、リーズの昇格に大きく貢献した田中は、今季に入ってからも主力として活躍を続け、プレミアリーグ開幕から2試合続けて先発出場。しかしながら、8月23日に行われたプレミアリーグ第2節のアーセナル戦(●0-5)でひざを痛め、ファルケ監督は「MCL(内側側副じん帯)のケガだ。おそらく数週間は離脱するだろう」と発言。アーセナル戦の後、リーズで公式戦2試合を欠場しただけでなく、9月のアメリカ遠征に臨んだ日本代表の活動も不参加となっていた。

 9月のインターナショナルマッチウィークも終了し、リーズは13日、プレミアリーグ第4節でフルアムとのアウェイゲームが控えている。同試合に向けた会見に出席したファルケ監督は田中、そしてウェールズ代表DFイーサン・アンパドゥの状態に言及。「今週頭から、両選手ともチームに復帰し、トレーニングの大部分に合流した」と明かした。

 一方で、「イーサンはアオよりも復帰が早かった。スケジュール的な面でも先行していたからだ」とした上で、フルアム戦の出場可否については、「あと48時間以内に決定を下す必要がある」と宣言。「両選手を連れて行く可能性もあるし、どちらか一方、もしくは両選手ともに連れて行かない場合もある」と続け、現時点でのフルアム戦出場可否については明言を避けた。

 リーズがフルアムの本拠地『クレイブン・コテージ』に乗り込むゲームは、日本時間で13日の23:00にキックオフを迎える。
果たして、そのピッチに田中の姿はあるだろうか。
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