元ブラジル代表MFマジーニョ氏を父に持つチアゴ氏は1991年4月11日生まれの現在34歳。
スパイクを脱いだチアゴ氏は、バイエルン時代に指導を受けたハンジ・フリック監督からの誘いを受け、昨年夏に古巣バルセロナに帰還。コーチングスタッフとしてプレシーズンツアーにも帯同したが、昨シーズン開幕前にチームを離れていた。
そんなチアゴ氏が再びバルセロナのコーチングスタッフに就任。クラブの発表によると、戦術面のサポートやトレーニング準備などを行うアシスタントコーチとしてフリック監督を支えることになるという。現地時間11日木曜日に行われたトレーニングからトップチームに合流しているようだ。
フリック監督就任初年度の昨シーズンはポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ、ブラジル代表FWハフィーニャ、スペイン代表FWラミン・ヤマルから成る“トリンデンテ”が得点を量産し、圧倒的攻撃力で国内3冠を成し遂げたバルセロナ。王者として臨む今シーズンのラ・リーガではここまで3試合を消化し、2勝1分という成績を収めている。