エスパニョールのマノロ・ゴンサレス監督が、今夏にバルセロナへと完全移籍したスペイン人GKジョアン・ガルシアについてコメントした。11日(現地時間)にスペイン紙『マルカ』が伝えている。


 スペイン・カタルーニャ州サジェン出身のJ・ガルシアは、エスパニョールのカンテラ(育成組織)で育成を受け、2022年1月にはラ・リーガ(スペイン1部リーグ)デビューを飾った。その後も順調に成長していったJ・ガルシアは、エスパニョールの絶対的守護神に。だが、今年7月には同じ街のライバルであるバルセロナに電撃移籍を果たした。

『マルカ』によると、エスパニョールを率いるM・ゴンサレス監督はJ・ガルシアについて「決断に賛同するわけではないが、尊重するよ」とコメント。年明け初戦となる2026年1月4日(現地時間)のリーグ第18節では本拠地『RCDEスタジアム』にバルセロナを迎えるが、M・ゴンサレス監督は「(J・ガルシアは)ブーイングを受けるだろう」と予想。「そうなることは誰もが分かっているさ」と、“禁断の移籍”を行ったJ・ガルシアに対してエスパニョールファンから手荒い洗礼が待っていることを予見している。

 バルセロナに加入したJ・ガルシアは、早速正守護神の座を確保。8月31日(現地時間)に行われたリーグ第3節のラージョ・バジェカーノ戦で披露したスーパーセーブが評価され、ラ・リーガにおける8月度の月間ベストセーブ賞に輝いている。
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