チェルシーは12日、ストラスブールからU-21オランダ代表FWエマヌエル・エメガを獲得したことを発表した。チームへの合流は2026年となる。


 現在22歳のエメガは、母国オランダのスパルタ・ロッテルダムの下部組織出身で2020年8月にトップチームデビューを果たした。その後、アントワープとシュトルム・グラーツを経て、2023年7月にストラスブールへ完全移籍で加入した。同クラブはチェルシーのオーナーグループ『BlueCo』が買収しており、姉妹クラブとしての関係にある。

 ストラスブールではこれまで公式戦64試合に出場し、26ゴール5アシストを記録。今季はすでに4試合の出場で3ゴールをマークしている。
  
 この夏の移籍市場ではイギリス『BBC』など複数メディアは、チェルシーがストラスブールに所属するエメガに関心を寄せていると報道。今夏に仮契約を締結し、2026年夏に合流する可能性も指摘されていたが、このタイミングでの正式発表となった。

 なお、ストラスブールは今夏の移籍市場でチェルシーからイングランド代表DFベン・チルウェル、フランス人MFマティス・アムグーを完全移籍で獲得。さらに、U-21ベルギー代表GKマイク・ペンダース、U-20フランス代表DFママドゥ・サール、エクアドル代表MFケンドリー・パエスらレンタルで迎え入れている。M・サールに関してはチェルシーへの完全移籍が決まったものの、2025-26シーズンは再びストラスブールでプレーすることになっている。
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