現在37歳のボアテングは、ヘルタ・ベルリンやハンブルガーSV、マンチェスター・シティを経て、2011年夏から2021年夏にかけてバイエルンに在籍。
2021年夏にリヨン(フランス)にフリーで移籍すると、2024年2月にサレルニターナ(イタリア)に移籍後、2024年7月からLASKリンツ(オーストリア)でプレー。昨季は公式戦14試合に出場したが、今季は開幕から3試合連続ベンチ外となった後に契約解除となっていた。
また、2009年10月にデビューしたドイツ代表としても2018年10月までプレーし、通算76試合に出場。2014年にブラジルで開催されたワールドカップでは全7試合に出場して優勝に大きく貢献していた。
LASKリンツを退団後、フリーとなっていたボアテングは自身の公式インスタグラムを更新し、現役を引退することを明らかにした。
「長年、ビッグクラブや母国のためにプレーしてきた。学び、勝利したり、敗れてきた。サッカーは多くのことを与えてくれた。今、前に進む時が来た。そうしなければならないのではなく、準備ができているからだ」
「すべてに感謝している。チーム、ファン、そして僕を支えてくれた人々。
【動画】ボアテングが現役引退を発表