交渉は終盤までもつれたものの、今夏の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドから完全移籍でチェルシーに加入したガルナチョは、加入が8月末だったこともあり、ここまでまだ先発出場はなく、2試合連続で途中出場となっている。
そんなガルナチョは、デビュー戦となった13日のプレミアリーグ第4節のブレントフォード戦で勝ち越しゴールに繋がるプレーを見せた一方で、後半アディショナルタイムのロングスローの守備の際にはマークを外してしまい同点に追いつかれてしまったことから、批判も浴びる事態となった。
そうしたなか、20日に行われるプレミアリーグ第5節のマンチェスター・ユナイテッド戦を前に、古巣との一戦でガルナチョが先発デビューを飾る可能性について聞かれたマレスカ監督は「何度も言ってきたことだが、選手には適応する時間が必要だ」と語り、先発出場への明言は避けつつ、守備面では改善点があることを明かした。
「ブレントフォード戦で2失点目を喫した時、その2、3分前に全く同じスローインで全く同じチャンスを作られていて、ガルナチョの後ろにいる選手がフリーになっていた。つまり、同じことが1度ではなく2度も起こっていたんだ。でも、それが道のりだ。選手が新しいクラブに移籍すれば、異なる取り組みを理解しなければならないことは当然のことだ」
「ここ2試合で彼が出場した時はとても良いプレーをしてくれた。彼が私たちのスタイル、そしてウィンガーに求めることに適用しようとしてくれていることに満足している。先発出場できる準備はできていると思うよ」
【ハイライト動画】ブレントフォードvsチェルシー