バイエルンは20日の第4節でホッフェンハイムと敵地で対戦。直前にチャンピオンズリーグを戦ったこともありスロースタートとなったが、前半の終盤にハリー・ケインが試合の均衡を破ると、エースは後半に2度のPK成功で“ドライアーパック”(1試合3得点)を達成。その後に1点を返されたが、試合終了間際にセルジュ・ニャブリがダメ押しの4点目を奪って勝利した。
6-0、3-2、5-0、そして4-1。桁違いの攻撃力を見せつけるバイエルンの得失点差はすでに『+15』となっている。データサイト『Opta』によると、開幕4試合で18得点を奪ったのはブンデスリーガ新記録になるようだ。
リーグ史上初めて17回連続でPKを成功させたケインは試合後、「僕たちにとって良い試合だった」とホッフェンハイム戦を振り返り、勝利を喜んだ。
「前半は厳しい展開で、少し疲れた様子だったが、ハーフタイム直前に先制点を奪えた。重要なゴールだ。毎試合完璧にプレーできるわけではなく、相手にチャンスを与える局面は必ず訪れる。そんな時はしっかり守らなければならないが、僕たちはそれを実行した」
「後半は僕たちらしいプレーができた。ボールの動かし方、ボールを持った時と持っていない時のプレスのかけ方。
また、ヴァンサン・コンパニ監督は「前半はホッフェンハイムの方が優れていた。タックルに勝利し、正しくプレーしていた。前半が完璧でないときは、リアクションを示すのが重要だ。そして私たちはそうした。後半はすぐさま好転し、前半が十分ではなかったことを認めた」と、後半に地力を示した選手たちを労った。
バイエルンの次節は26日に行われ、DF菅原由勢が所属するブレーメンとホームで対戦する。
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