スタッド・ランスに所属する日本代表MF中村敬斗が、今季初出場でアシストを記録した。

 中村は昨シーズンにスタッド・ランスが昇降格プレーオフの末にリーグ・ドゥ(2部)に降格したこともあり、今夏の移籍市場での移籍を志願。
オファーは複数届いていたと見られているものの、同クラブが売却を認めず、残留となった。

 この影響でチームから離れていた中村だが、今月11日にトレーニングに復帰したことがスタッド・ランスから発表され、リーグ・ドゥ第6節サンテティエンヌ戦の招集メンバーに今季初めて招集されたことが明らかになっていた。

 そのサンテティエンヌ戦が20日に行われ、スタッド・ランスでは日本代表DF関根大輝が先発出場した一方、中村はベンチスタートとなった。試合は1-1で前半を折り返したが、後半に2失点を喫してリードを許す展開となると、1-3で迎えた58分から中村は途中出場して、今季初出場を飾った。

 そして、69分にはテディ・テウマのゴールを中村が演出して早速アシストを記録したが、チームはその後得点を挙げることができず。2-3で敗れ、スタッド・ランスは2試合未勝利となっている。なお、関根は68分までプレーした。
編集部おすすめ