今夏、日本代表MF伊東純也が復帰したヘンクは、7試合が消化したリーグ戦で勝ち点「8」の獲得に留まっており、13位に低迷している。
伊東が左ウイングでスタメン出場を果たした一戦で、立ち上がりから伊東にシュートチャンスが訪れる。右からのクロスが伊東の足元に渡ると右足に持ち変え、足を振り抜くが枠を捉えることはできない。すると、10分にユニオンが先制点を挙げる。プロミス・アキンペルがヘンクDF陣の裏に抜け出すと、GKとの1対1を制し、冷静にゴールに流し込んだ。
伊東は1点を追いかける40分、持ち前の快足で左サイドを抜け出し、クロスを試みるも手前でDFにブロック。その後も、独力でドリブル突破するなど、反撃の糸口を探し続ける。
迎えた56分、伊東がヘンク復帰後初ゴールを決める。ヤルネ・ステウカースのラストパスに右足でミートし、同点弾を叩き込んだ。その後も、積極的に攻撃に絡み続けた伊東だったが、69分に交代を告げられピッチを後にする。
ヘンクは3枚替えを決行。これが功を奏し、途中出場のオ・ヒョンギュが逆転弾を挙げたかと思われたが、VARの結果、得点は取り消される。
【スコア】
ヘンク 1-2 ユニオン・サン・ジロワーズ
【得点者】
0-1 10分 プロミス・アキンペル(ユニオン・サン・ジロワーズ)
1-1 58分 伊東純也(ヘンク)
1-2 90分+4分 ロブ・スクーフス(ユニオン・サン・ジロワーズ)
【動画】伊東純也の復帰後初ゴール!