リヴァプールは26日、イタリア代表FWフェデリコ・キエーザをチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズのメンバーリストに登録したことを発表した。

 UEFA(欧州サッカー連盟)は今季、長期離脱の場合に選手登録の変更を認める新規定を定めており、U-19イタリア代表DFジョヴァンニ・レオーニが左ひざの前十字じん帯を断裂し、約1年間の離脱となったことから、リヴァプールは同選手に代わってキエーザをAリストに登録したことを明らかにした。


 昨夏にユヴェントスからリヴァプールに加入した現在27歳のキエーザは、昨季は負傷の影響もあり出遅れると、先発出場はわずか3試合だけにとどまるなど、公式戦14試合出場で2ゴール2アシストという期待外れのパフォーマンスに終わった。

 それでも、今夏の移籍の可能性がささやかれていた中で残留を果たすと、今季はプレミアリーグ開幕節で途中出場から勝ち越しゴールを決めたほか、23日に行われたカラバオ・カップ3回戦のサウサンプトン(2部)戦では2アシストを記録して2-1での勝利に大きく貢献するなど、ここまで先発出場はカラバオ・カップでの1試合のみとなっているが、公式戦5試合出場で1ゴール2アシストを記録している。
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