2024年2月にクリスタル・パレスへやって来たグラスナー監督。かつてフランクフルトをヨーロッパリーグ(EL)制覇に導いた知将はイングランドの地でも手腕を発揮しており、昨シーズンのFAカップを制覇すると、公式戦19試合無敗というクラブ史上最長記録を樹立。今シーズンのプレミアリーグでもここまで3勝3分1敗の6位とまずまずのスタートを切っており、9月の月間最優秀監督に選出された。
そんなグラスナー監督だが、クリスタル・パレスとの現行契約は2026年6月末で満了に。ルベン・アモリム監督の下で不安定な戦いが続くマンチェスター・ユナイテッドからの関心も噂されるなど、今シーズン終了後の去就には注目が集まっている。
報道によると、クリスタル・パレスはグラスナー監督との契約延長に向けて動いているとのこと。今夏の初めに提示した条件では合意に達していない模様だが、クラブのスティーブ・パリッシュ会長は「初期段階の交渉を行った。我々はオリヴァーを残留させたいと考えている」と明言。その上で次のように言葉を続けているという。
「我々は新たなチームを築き上げている。オリヴァーは自分の仕事を楽しんでいるが、重要なのは適切な条件が整っていることだと思っている。彼は勝利を望んでいるし、それこそがサッカーに関わっている理由だ。
昨シーズンからは日本代表MF鎌田大地もプレーしているクリスタル・パレス。チームが好調を維持する中、グラスナー監督との契約延長は実現するのだろうか。