明治安田生命J1リーグ第12節が17日に行われ、湘南ベルマーレは敵地で浦和レッズと対戦。前半は2点リードを許し、さらに明らかな誤審により得点が認められない事態も起こったが、それでも後半に3点を奪い、劇的な逆転勝利を収めた。


 フル出場した湘南のFW梅崎司は試合後に自身のTwitter(@onima_7)で「奇跡。僕らは判定に負けなかった。ハーフタイム絶対逆転するとチームは一つになった。皆んなが信じて戦い走りきって強く望んだ結果。本当ベルマーレに関わる皆んなにありがとう。皆んなの力が一つになったからこそ。
ベルマーレだから起こせた奇跡。ありがとう」と感謝の思いをつづった。

 古巣の本拠地で劇的勝利を収めた。梅崎は続けて「埼スタでレッズ相手で特別な感情はもちろんある中、この奇跡に感情を爆発させてしまって申し訳ありませんでした。涙が溢れ出た。本当に嬉しかった。
そして、去年と違った形でここに戻ってこれて嬉しかったし、やはりここは最高のスタジアムです。宇賀や陽介とバチバチやれたのも凄い楽しかった」と振り返った。

 さらに誤審については、「これを美談にだけにして終わらせて欲しくない。誤審は誤審。明らかに入っていた。僕らは人生をかけて戦っている。
今回は奇跡的に勝利できたけど、あのゴールを認められず、あのカウンターで3点目をくらっていたらどうなっていたんだろう。そこは今後のサッカー界の為にも改善してほしい」と主張した。