トッテナムがフランス代表MFタンギ・エンドンベレ(リヨン)とイングランド人MFジャック・クラーク(リーズ)の獲得に近付いているようだ。25日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じた。


 22歳のエンドンベレはアミアンの下部組織出身で、昨夏に完全移籍でリヨンに加入。今シーズンのリーグ・アンでは34試合に出場1得点7アシストを記録した。

 同選手の最大の武器は、持ち前のフィジカルとスピードに繊細なボールコントロールを織り交ぜたダイナミズム溢れるドリブルで、ベルギー代表MFムサ・デンベレ(現広州富力)とフランス代表MFムサ・シソコの攻撃センスをいいとこ取りしたような選手と言える。
 
 エンドンベレの移籍金については現地各メディアの報道にバラつきがあるが、クラブレコードの6000万ポンド(約82億円)に近い額の支払いでリヨンと合意した模様だ。

 一方のクラークは、2000年11月23日生まれの18歳で、昨夏にリーズ下部組織からトップチームデビューを果たした。相手DFの重心をずらす細かいステップから緩急を付けるドリブルを特長としており、今季のチャンピオンシップ(英2部)では22試合出場2得点2アシストを記録している。


 同選手にはリヴァプールも関心を示していたが、トッテナムが850万ポンド(約12億円)の支払いでリーズと合意したようだ。