バルセロナ移籍後初の実戦で先発出場したフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは試合後、「このユニフォームを着てデビュー飾れたことに満足している。もっとトレーニングをして適応していきたいという意欲が強くなった」と、新天地デビューを喜んだ。
グリーズマンは前所属のアトレティコ・マドリードでは2トップの一角を担うことが多かったが、リオネル・メッシやルイス・スアレスが不在となった今回、3トップの中央で出場した。
「前線であればどのポジションでもプレーできる。戦術を学ばなければならないし、チームメートをサポートする動きを覚えなければならない」と今後に向けて連携を深める必要性を語ったが、試合中はクロスに合わせてチャンスを迎えるシーンもあった。
無得点のまま前半でピッチを後にしたが、「特別な試合だった。負けてしまったのは悔しいけど、開幕戦までにはまだ時間があるので、成熟させることができるはずだ」と今後の活躍へ自信をのぞかせた。さらに、メッシ、スアレス、フィリペ・コウチーニョ、ウスマン・デンベレなど、前線に豊富な人材を揃えるバルセロナでのレギュラー争いへ「ピッチで(笑)。ベンチではなく、ピッチに立っていたい。そのためにトレーニングを積み、多くを学んで成長していきたい」と意気込んだ。
バルセロナは次戦、27日にRakuten Cup第2戦でヴィッセル神戸と対戦する。