トロフェ・デ・シャンピオン2019(フランス・スーパーカップ)が3日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)とレンヌが対戦した。

 2018-19シーズンのリーグ・アンを制したPSGと、クープ・ドゥ・フランス王者レンヌによる、新シーズンを占う一戦。
ボールを支配したPSGが、まず決定機をつくりだす。12分、パブロ・サラビアのFKに、ボックス内でティロ・ケーラーが頭で合わすが、これは惜しくもクロスバーに当たりネットを揺らすことができない。

 すると13分、バンジャマン・ブリジョーの低いクロスに反応したアドリアン・ユノがボレーで流し込み、レンヌが先制した。

 先制されたPSGは、様子見の状態から一段階ギアを引き上げ、攻勢に出る。相手を押し込み、決定機を作り出すが、レンヌの集中した守備を崩すことができず、レンヌが勝ち越して前半を終えた。

 後半に入り57分、マルキーニョスの浮き球パスに反応したサラビアがボックス右から折り返すと、走り込んだキリアン・ムバッペがシュート。
これがネットを揺らしPSGが追いつく。

 その後もPSGの攻勢が続き、またもPSGがネットを揺らす。73分、アンヘル・ディ・マリアが完璧なFKを決めきり、逆転に成功した。

 終盤にはレンヌが意地の猛攻を見せるも、PSGが耐えしのぎタイムアップ。PSGが大会7連覇を果たした。

【スコア】
パリ・サンジェルマン 2-1 レンヌ

【得点者】
0-1 13分 アドリアン・ユノ(レンヌ)
1-1 57分 キリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)
2-1 73分 アンヘル・ディ・マリア(パリ・サンジェルマン)