凄まじい勢いで世の中は変わり、随分手軽にものが手に入るようになりました。20年前だったら(遠い目)まだ、カタログ雑誌の写真を見て商品を選んで、ハガキや電話なんかで注文していたのに。今や手元でササ!そして一日二日ほどで玄関先にドカっと置いてあったりするんですから、この先これ以上の便利ってあるんでしょうか。
凄まじい変化は手軽さだけでなく「商品の数」もですね。ネットで欲しいものを検索してみれば、どれが自分にとって最適なのか、数日頭を抱えるほどの数の情報が得られます。
テーマは「至高のもの選び」
そんなもの選びをお助けするのはやはり口コミだったり、憧れの暮らしをしている方の持ち物を知って参考にすることではないでしょうか。本連載では、ミニマリストへのインタビュー形式でコラムを書きたいと計画しています。どんな「至高のもの選び」が見られるのか私も楽しみです!今回は筆者である在宅ワーカーのミニマリストが、在宅でのライティング作業で必須の3点をお送りします。日本中のねじれ現象を起こしている在宅ワーカーの頭痛を少しでも和らげたいと思います。
私の在宅ワーク歴はブログに本腰を入れはじめてからなので、もう10年になります。タブレットさえあればできるというミニマリストからしたら垂涎モノの仕事なのですが、タブレットのみでは気分を上げながらの作業は難しかったです。
カフェに行ったりコワーキングスペースを借りたり、気分を変えることも年に数回程度しますが、やっぱり自由度は家がダントツです。いつトイレに行っても、お籠りも自由。煮詰まった時に発狂するのも暴れるのも自由。そこで、在宅ワークで快適に気分を上げて作業するために何気に必要~!というアイテムを3つ挙げます(※価格はすべて実勢価格)。
1:飲みきりサイズの「サーモスのボトル」
作業にはドリンクは必須です。一段落ついた時に、気分転換のために、シンプルに体の渇きに。そこで愛用しているのが保温も保冷も、ドンとこい!の天下のサーモス。でも、サーモスではそんなことは皆無。温かいドリンクはゾーン後でも温かく、冷たいドリンクは冷え冷え。それにこの飲みきりサイズがとても扱いやすい。
転倒しても中身が漏れなくてイイ
まず、取っ手がない湯呑みスタイルが好き。熱くならないボトルに取手の必要性を感じたことがないのと、このシンプルフォルムは収納を選びません。その日の気分で味噌汁やスープを入れることもあるので、でっかいボトルは好みません。味噌汁側だって喉でゴクゴクいかずに啜ってほしいと思うのです。
蓋がキッチリ閉まるのもポイント。
2:「SRS-XB13」で気持ちを高める音楽を
没入したい時は歌詞が思考を邪魔しないように、映画のサントラだったり、英語がわからないマイナス面を逆手に取って洋楽や古いジャズをかけたり、テーマに相応しいBGMをかけるとキーボードを打つ手も軽やかになったりならなかったり。
低音の響きが心地よく音質がハッキリ!
スマホで聴くよりもスピーカーを通して良い音で音楽を聴きたい。そう思って選んだのがSONYの「SRS-XB13」(価格6480円)。3:疲労感が軽減する「めぐリズム」
これが「ご褒美」のような役割をしていて、とてもいい仕事をする。誰だコレを開発したのは!めちゃくちゃ感謝してやる!と、これまで何度叫んだか……。
マスクをつけたまま寝てもOK?
しかし私はむしろ寝るための武器だと認識していたので、初めてこのQ&Aを見た時は驚きました。「快適時間二十分」と表記されていますが、二十分も起きていられたことがないので……。
<TEXT/阪口ゆうこ>
【阪口ゆうこ】
1981年生まれ。整えアドバイザー。片付けや整えについてのブログ「HOME by REFRESHERS」を運営。コラムなどの執筆、セミナー開催を行う。著書に『ゆるミニマルのススメ』などがある。好きなものはビール、宴会、発信すること。嫌いなものは戦争、口内炎、マラソン。
Instagram:@sakaguchiyuko___