本作は、SNSの総フォロワー数50万人越えのアカウント“トラックめいめい”を原案にしたドラマで、2023年配信の前作『トラックガール』から約2年ぶりの続編となる。トラック物流業界やドライバーあるあるなどのコミカルさに加えて、人生をポジティブに生きるじゅんの名言も見どころだ。
今回は、主人公の遠藤に本作の見どころからプライベートでのお酒の楽しみ、彼女が描くアイドルとしてのロードマップなどを聞いた。
免許取得に意欲「大型トラックとかもいいかな」
――約2年ぶりにトラックガールが帰ってきます。続編が決まったときの心境は?遠藤さくら(以下、遠藤):まさか『トラックガール2』のお話をいただけるとは思っていなかったので、嬉しくて驚きました。前作から2年があき、じゅんちゃんはポジティブなキャラクターで私とは正反対の役柄なので、「また演じることができるのかな?」という心配がありました(笑)。撮影に入ってからは現場の雰囲気がとにかく楽しいので、あまり気負いせずにラフな感じで続編が撮影できたと思っています!
――2年くらい経つとリセットされてしまうもの?
遠藤:そうですね。前回はじゅんちゃんを演じているうちに私も明るい性格に引っ張られていました。その期間は「何事もなんとかなるでしょ!」というふうに捉えることができて、マネージャーさんに「明るくなったね」とたくさん言われました(笑)。

遠藤:それがまだ取れてないんですよ。願望はあるのですが…。
――乗りたい車とかあるんですか?
遠藤:車の種類はまだ詳しくないのですが、今回の作品でトラックは経験したので、いきなり大型トラックとかもいいかな~と!(笑)。運転席からの見晴らしもいいですし、トラックにも憧れが出てきました。
もしアイドルになっていなかったら……
――遠藤さんがアイドルになっていなかったら就きたい職業ってありました?遠藤:図書館で働いてみたかったです。読書が好きなので、静かなところで本を並べたりしてみたいですね。
――トラックガールでは毎エピソードのラスト、仕事終わりのじゅん(遠藤)が「優勝!」という決め台詞とともに生ビールを豪快に飲み干すシーンも見どころ。あのシーンの影響で、酒飲みのイメージがついてしまったらしいですね(笑)
遠藤:トラックガールをきっかけに私のことを知ってくださった方は「ビールが大好きな子」というイメージがあるかもしれません(笑)。

遠藤:私はお酒だけだと飲めず、がっつりしたご飯と一緒にお酒を楽しみたいんですよね。おつまみというよりはご飯を自分で作っています。
――最近よかった組み合わせってあります?
遠藤:カレーがとても大好きなので、カレーばかり食べています。
「どんどん家から出なくなってしまって(笑)」

遠藤:明確にはないのですが、乃木坂46の24枚目のシングル「夜明けまで強がらなくてもいい」で初選抜でセンターに立たせていただいて、乃木坂のファンの方に広く知っていただけたのはその瞬間かなと思いますね。
――そこから年数を重ねて仕事が忙しくなったことで、なかなかできなくなってしまったことはありますか。
遠藤:お買い物ですかね。もともと活発に外出するタイプではないのですが、たまに雑貨を見に行ったり、お洋服を見に行ったりはしていました。お仕事で忙しくさせていただくようになり、どんどん家から出なくなってしまって(笑)。たまに散歩に出かけても近所をフラッとしてすぐに帰ってきちゃいます。
――そうなると買い物はオンライン?
遠藤:そうですね。
――ネットだと余計なものを買い過ぎちゃったりしません?
遠藤:意外とないんですよね。買うものだけを決めたら、それ以外は買わないですね。
――倹約家ですね、お金が貯まりそう。
遠藤:誕生日とか大きなお仕事が終わったときも自分にご褒美ということもないので、自分でも何にお金を使っているんだろうと思います。
――ぜひ、大型トラックを(笑)
遠藤:10年後ぐらいに検討します(笑)
お姉さんメンバーとして後輩の道しるべに

遠藤:今だと一番上の先輩が3期生さんなのですが、私たち4期生も引っ張る立場になってきました。客観的にグループで自分の立ち位置を見たときに、私はどちらかというと、見守る立場かなと思っています。
――遠藤さん個人としての目標は?
遠藤:アイドル以外にも演技やモデルのお仕事をやらせていただいているのですが、やっぱり乃木坂46のお仕事が一番好きなんです。いろいろ経験させていただきつつ、乃木坂としてライブをしたり、歌番組に出たり、そういう活動が自分には一番合っていて、本当に好きなことなんだなと実感しているので、今はグループのお仕事を一番大事にしていきたいです。
――プライベートで叶えたいこともお聞きしたいです。
遠藤:プラベートかぁ。びっくりするぐらい外に出ないので、家で映画を観たり、読書したりすることが本当に至福ですね。
【遠藤さくら】

<撮影/山田耕司(扶桑社) 取材・文/吉岡俊>