俳優の内野聖陽が24日、都内でテレビ朝日系主演ドラマ「PJ~航空救難団~」(木曜・後9時)のイベントに出席した。

 航空自衛隊全面協力のもと、同局系としては初となるレスキューを舞台とした物語。

内野は人命救助最後のとりでと言われる航空自衛隊航空救難団の主任教官を演じる。

 イベント開始早々「ご覧になっておもしろくなかったという方、拍手。いませんね」と自問自答。場内が静まりかえるなか「ご覧になって面白かったという方、拍手」と呼びかけ直すと、大きな拍手が起こった。

 雪山での救助シーンから撮影が始まった同作。1メートルほどある新雪の中で行われ「一足一足埋もれちゃうし、沈み込んじゃう。体力もそうだけど、精神力がすごい試された現場」と過酷な日々を振り返った。

 訓練生役の若手俳優陣から「悪魔」と言われた内野。少し怒った様子を見せたが「一緒に本読みをしてくれた」(前田拳太郎)、「悔しい、腹立つが全てプラスの方に消化される。燃やす気持ちを与えてくれる」(前田旺志郎)などと言われると内野は自ら「天使じゃん」と笑顔。一方で、元妻役を演じた鈴木京香からは「かっこいなあ」と言われ、照れ笑いを浮かべていた。

 最近始めたことには「吉田松陰の漫画を読み始めた」。

自身の演じる役柄が「若者のやる気に火をつけるところが似ている。現代の吉田松陰じゃないか」と感じたことがきっかけと明かした。

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