◆バレーボール ▼大同生命SVリーグ チャンピオンシップ準決勝第1日 大阪B1(31―33、25―18、19―25、16―25)3愛知(25日、Asueアリーナ大阪)

 初代王者を懸けたチャンピオンシップ(CS)準決勝が始まり、男子でレギュラーシーズン(RS)1位の大阪Bが、ホームで同4位の愛知にセットカウント1―3で敗れた。CSは2戦先勝制で愛知が5月3日から始まる決勝進出に王手をかけた。

 パリ五輪代表でオポジットの西田有志は「1試合目が難しいなというのは、改めて感じますけど。こういう風になった結果というのは、しっかりと受け止めて。明日にどうつなげていけるか。自分たちは勝っていけると、自分たちで信じないと。次につなげられたらなと思います」と悔しさをにじませた。

 RSでは6度対戦し、大阪Bの5勝1敗。大接戦となった第1セット(S)はセットポイントから西田のスパイクをブロックされた。第2Sで大阪Bは息を吹き返し、西田のサービスエース、ミゲル・ロペスの痛烈なスパイクで取り返したが、1―1の第3S以降、愛知の得点源・宮浦健人のスパイクなどで相手に流れを握られ、大阪Bは挽回することができず、ホームで手痛い黒星を喫した。

 大阪Bは13日のRS最終戦で東レ静岡に競り勝ち、通算37勝目(7敗)を挙げて優勝を果たした。CSはシードの準決勝から臨んだ。準々決勝が行われた前週は空いて、今週の準決勝に向けて準備をしてきたが、準々決勝を2連勝で勝ち上がってきたRS4位の愛知の勢いに飲まれる結果となった。

 男子のCS準決勝第2試合は、午後6時過ぎから同会場で、高橋藍、デアルマス・アラインらを擁するRS2位のサントリーと、高梨健太、オランダ代表で活躍してきたニミル・アブデルアジズらが率いる、同3位の名古屋が対戦する。

 ◆チャンピオンシップ 2戦先勝制で行われ、1勝1敗の場合のみ3試合目を行う。RS上位6チームが進み、1位の大阪Bと2位のサントリーはシードで準決勝から臨んでいる。準々決勝と準決勝はRSで上位チームのホームゲームで行い、前週の準々決勝で3位の名古屋が6位の広島T、4位の愛知が同5位の東京GBから2連勝し、準決勝に進んだ。決勝は5月3日に東京・有明アリーナ、同5、6日に千葉・ららアリーナ東京ベイで開催される。

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