体重無差別で争われる柔道の全日本選手権(日本武道館)を翌日に控えた28日に都内で記者会見が行われ、男子66キロ級で五輪2連覇の阿部一二三(パーク24)、2019年大会の覇者で男子100キロ級で東京五輪金メダルのウルフ・アロン(パーク24)、前回優勝の中野寛太(旭化成)が出席した。
王者として日本一を懸けた戦いに臨む中野は「小学生くらいから毎年のようにテレビでやっている全日本選手権を録画して、何回も見返して、その頃からすごい強い憧れがあって。
大会連覇となれば16、17年を制した同じ旭化成所属の先輩・王子谷剛志以来となる。中野は「嫌なプレッシャーはかかっていないというか。この大会で2連覇を目指せることはすごく誇らしいことだと感じていますので、喜びの方が大きくて、プレッシャーもなく調整できています。本番でも大きな柔道をできればなと思います」と気合を入れた。