★東京1R・3歳未勝利の馬トク激走馬=リュクスビスケッツ
今年の2月のデビュー戦では5着に入ったマインドユアビスケッツ産駒だが、その後は中京に舞台を移して10着、8着と掲示板も確保できない状況に陥っている。
今回の舞台が初戦と同じ東京のダート1600メートル戦に替わるのは好材料か。
鞍上には、豪州のメルボルン地区で活躍する29歳のマイケル・ディー騎手。日本初騎乗でも豪州G1勝ちなど実績は十分で東京の開幕週からファンの心をつかむかもしれない。
★京都5R・3歳未勝利の馬トク激走馬=パスコード
7ハロン戦のデビュー戦こそ15着と大敗したが、2戦目から今回と同じ舞台で2戦続けて3着に好走。その後は4着、7着と伸び悩んでいる。
馬体重は430キロ台で非力な印象を受けるだけに、下り坂の最終コーナーから最後の直線が平坦に近い京都が合うのは結果を見ても明らか。コース替わりはプラスといえる。
激走馬にピックアップされた要因は「前走より枠順が好転」と「近走頭数から期待大」。3走前の能力指数は今回のメンバーでトップの数値だけに変身しても驚けない。
★福島9R・雪うさぎ賞(3歳1勝クラス)の馬トク激走馬=セディバン
初勝利は京都のダート7ハロン戦だったが、昇級してからは芝の6ハロンのみ。いずれも3、3、4着と勝馬から0秒3差以内の接戦を演じてきた。
スタートが速く、すんなり先団に取り付けられるタイプでレースぶりは常に安定。
激走馬の要因としては「パワー要す条件で上位」と「好枠引き期待大」の2点で、仕上指数はライバルを大きく引き離す数値を算出。さらに鞍上の古川吉洋騎手がバイタルジョッキーに選ばれている点も心強い。