ラグビー・リーグワン1部でレギュラーシーズン6位の東京SGは25日、16節のトヨタ戦(27日、花園)に向けた試合登録選手を発表。森谷圭介が22―23年シーズンの第8節、BR東京戦以来となるSOで先発入りした。

この日オンライン会見した森谷は「チームとしてプランを遂行して、個人としては強みを出せるようにしたい」と、意気込んだ。

 今季5試合目の森谷。「1日1日自分がうまくなることと、周りの選手が成長する手助けになればと思ってやっていた」と、メンバー外の時間も向き合ってきた。10番の経験は「一昨年のシーズンから」としつつ、複数ポジションをこなす器用さを併せ持つ。「(以前は)ゲームコントロールなどは分からずにやっていたけど、いろんな選手としゃべりながらやって、少しずつ分かってきたかなと」と、成長をとげている。

 3節を残し、チームはプレーオフ(PO)に進める上位6チームのうち6位。9位までが勝ち点5差以内で、負けられない戦いが続く。その中、森谷は「僕個人も、チームも目の前の一戦しか考えていない。毎週、1週間いい準備をして、いい試合をしての繰り返し」と足元を見つめた。

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