クリストフ・ルメール騎手=栗東・フリー=は4月26日、エネルジコ(牡3歳、美浦・高柳瑞樹厩舎、父ドゥラメンテ)に騎乗した東京11R・青葉賞(芝2400メートル)で1着になり、外国人騎手初のJRA通算2000勝を達成した。史上10人目、現役では5人目。

2002年12月7日のJRA初騎乗から9085戦目での達成は、武豊騎手の1万81戦を超え、最少騎乗回数での達成となった。

 ルメール騎手は1999年にフランスでデビューし、15年春にJRAへ移籍した。この日の青葉賞を含めてJRA重賞163勝、G1は53勝。年間リーディングは7回で、2018年には年間最多勝記録の215勝。アーモンドアイ、イクイノックス、グランアレグリアなど数々の名馬に騎乗してきた。

 クリストフ・ルメール騎手「最近、勝利のリズムが少し遅くなっていましたので、我慢しなければならず、少し心配していました。でも、東京競馬場で2000勝を決めることができて本当にうれしいです。日本に来たときは2000勝をマークすることは全然、考えていませんでした。(史上10人目について)僕にとってはミラクルです。武豊さん、岡部幸雄さん、横山典弘さん、福永祐一さんたちのグループに入ることができて本当にうれしいです」

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