◆バレーボール ▽大同生命SVリーグ男子 チャンピオンシップ準決勝第3戦(27日、Asueアリーナ大阪ほか)
男女のチャンピオンシップ(CS)準決勝第3戦が行われ、男子は高橋藍(らん、23)擁するレギュラーシーズン(RS)2位のサントリーが、決勝(5月3日=東京・有明アリーナ、5~6日=千葉・ららアリーナ東京ベイ)進出を決めた。2戦先勝方式の1勝1敗で迎え、藍はチーム2位の18得点で貢献し、3位の名古屋に3―1で逆転勝ちした。
歓喜の瞬間、藍は5281人の観衆の大歓声に乗ってコートを駆け抜けた。1勝1敗で迎えた勝負の第3戦。マッチポイントを握りながら、名古屋に粘られた。苦しいムードの中、24―24で藍がクロスに強烈なスパイクを決めて「ブラボー!」と絶叫。25―25の場面で相手選手の強打が映像判定で得点になったが、名古屋にマナー違反があり、両チームに得点が入って26―26に。最後は粘る名古屋を振り切った。
プレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)に輝いた藍は「諦めずに『勝つことが全て』と言い続けて有言実行できた。ホッとしている」。
RSは16連勝締めでCSに乗り込んだ。しかし、25日の第1戦で名古屋に2―0からフルセットの大逆転負け。悪いムードを「しんどくなる」と感じ、自分に「倍集中」と課した。メダルを逃したパリ五輪の反省から今季、掲げてきた「欲しい1点」への意識も実った。第4S、相手エースのニミルにサーブで攻められた中で、1点を取って流れを断ち切り「成果が出せた」とエースの仕事を果たした。
決勝は5月3日から始まり、RS1位の大阪Bから2連勝した難敵・愛知と対戦。苦しい3連戦を経て「自信は決勝につながる。優勝するために日本に帰ってきた。SVリーグ初代王者を目指す」と藍。ここからが本番だ。(宮下 京香)
【大阪M】 第1戦では結果を残せず、途中交代した林がスタートから強気に攻めた。