◆JERAセ・リーグ 巨人4X―3広島=延長12回=(29日・東京ドーム)
広島は、痛恨のサヨナラ負けを喫した。3―3同点の延長12回に最後は7番手・中崎が踏ん張れなかった。
9回2死まで1点リードしていた。栗林が1死から代打・岸田を四球で歩かせたが、2死一塁から若林の三ゴロでゲームセットと思われたが、三塁・小園がまさかの一塁悪送球。フルカウントでスタートを切っていた一塁走者が一気に本塁生還し、土壇場で同点に追い付かれた。
直近のDeNA3連戦(横浜)では、3戦すべて失策が失点につながる形で今季初の同一カード3連敗を喫していた。守備の綻びで、今季ワーストの連敗は4に伸びた。チームの失策は5試合連続でDeNAと並ぶリーグワーストの14個目となった。
先に2点を先取された試合は、4回に末包が同点の4号2ラン。末包は、6回2死三塁から勝ち越し打。4番のバットで試合をひっくり返したが、勝利につながらなかった。
先発・森は、2回にキャベッジに2ランを被弾したものの、6回2失点。だが、23年の自己最多と今季リーグトップに並ぶ4勝目はお預けとなった。