◆イースタン・リーグ ロッテ3―4巨人(30日・ZOZO)

 巨人の坂本勇人内野手(36)が30日、イースタン・ロッテ戦(ZOZO)で5試合ぶりの安打を含む2安打を放った。2回1死で沢田にカウント1―2と追い込まれながら、外角のフォークを捉えて左前へ。

12打席ぶりの快音を響かせると、1点差の8回1死一塁では低めの直球を右中間へ運んで一、三塁と好機を拡大。その後の逆転劇を呼び込み、「打席ごとに打ち方を変えたり、いろいろとやっています」と振り返った。

 打撃の状態について、坂本自身は「微妙」としたが、桑田2軍監督は「(球を捉える)インパクトゾーンが長いというか、バットのヘッドが利いていた」と分析。静止した状態から打ち出していたこれまでと比較して「少し揺れながら(打つ動作に)入っていて、『動から動』ですごくいいと思った」と評価しつつ、「試行錯誤しながら、早く気付きが得られて1軍に戻れるように」と、復調のきっかけとなることを期待した。(小島 和之)

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