◆米大リーグ レイズ―ロイヤルズ(30日・米フロリダ州タンパ=ジョージスタインブレナーフィールド)

 ロイヤルズの新人ノア・キャメロン投手が30日(日本時間5月1日)、敵地のレイズ戦でメジャーデビュー。7回1死までノーヒットの快投を演じた。

 25歳の左腕は、チェンジアップ、スライダーを駆使。2回1死から2連続四球で1死一、二塁のピンチを迎えるもミードの強烈なゴロを三塁手が好捕して併殺に仕留めてから乗った。6回までノーヒットで期待を抱かせたが、7回1死からミードに左前安打を許して交代した。

 NPBでは1987年に中日・近藤真一投手が初登板ノーヒッターを管制しているがMLBでは殿堂入りのファン・マリシャル(ジャイアンツ)が1960年に、9回2死から初安打を打たれて逃した例がある。

 キャメロンは2021年にドラフト7巡指名でロイヤルズ入り。今季は3Aオマハで5試合2勝0敗、防御率3・22を残していた。

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