◆パ・リーグ 西武―楽天(1日・ベルーナD)

 0―1の6回、ここまで5セーブを挙げている楽天・則本昂大投手が3番手でマウンドに上がった。しかし先頭の5番・平沼に一塁手のグラブをはじく安打、続く、外崎に左前打と連打されて、投犠打の後に四球を許して1死満塁のピンチ。

だが代打の栗山を空振り三振、西川を二ゴロに抑えた。

 4月27日のソフトバンク戦では2―1でむかえた9回、セーブがつく場面で三木肇監督は則本ではなく藤平尚真投手を起用。しかしソロ本塁打を浴びて同点とされた。この試合、則本は11回に登板して1安打無失点に抑え、その裏にサヨナラ勝ちしたため勝利投手となっている。昨年32セーブで最多セーブ王に輝いた右腕が、失点を許さずに流れを渡さなかった。

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