右手中指を骨折し、リハビリ中の巨人・荒巻悠内野手(22)が1日、G球場で練習を再開。手術を回避でき、軽傷だったことを明かした。
先月29日のイースタン・ロッテ戦(ロッテ浦和)の4回、三塁の守備でゴロがイレギュラーし、右手中指に当たり出血。都内の病院で検査を受け、「右手第3指末節骨骨折」と診断されていた。「もう少し下だったら手術だった。軽傷らしいです。奇跡です」と不幸中の幸いをポジティブシンキングで報告した。
すでに先を見据えている。先月18日には1軍でプロ初安打を記録したばかりだったが、不振で2軍落ちしていた。「客観的に自分を見られる時期。改善点を見つけ出したい」と決意。この日は、片手でティー打撃を行うなど再出発。川相2軍野手総合コーチと「2軍でやっていたことを引き続きやろう」と話した。「悔しいけど仕方ない。