◆米大リーグ エンゼルス―タイガース(1日・米カリフォルニア州アナハイム=エンゼルスタジアム)

 エンゼルスの菊池雄星投手が1日(日本時間2日)、本拠のタイガース戦に今季7度目の登板。5回を5安打2失点で初勝利の権利を得て、6回から2番手バークに託して交代した。

しかし、8回にデトマーズが同点とされて初勝利はまたお預けとなった。

 1、2回はノーヒットに封じていたが、2回オハピーの9号ソロで先制してもらった直後だった。3回、バエスにカウント1―2から直球を左中間に、2死後トーレスにカウント2―2からチェンジアップをまたも左中間に運ばれ、2発を浴びてあっさりと逆転された。

 それでも5連敗中のエンゼルス打線はトラウトを欠きながら3回裏にソレアが左翼席に6号逆転2ラン。4回には9番ニューマンが中前タイムリーで今季2度目の4得点以上の援護となった。

 5個の三振はすべてスライダーで奪っている。5回2アウトから連打を許し首脳陣がマウンドに集まったが続投。直後のイバネスの強烈なライナーが三塁正面で事なきを得て5回を投げきった。

 93球となったためか5回で降板。防御率は4・21となった。

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