◆プロボクシング▽東洋太平洋フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・飯村樹輝弥―同級1位エネスト・ドミンゴ(3日、後楽園ホール)
タイトル戦の計量が2日、都内で行われ、チャンピオンの飯村樹輝弥(27)=角海老宝石=は50・5キロ、挑戦者で同級1位エネスト・ドミンゴ(26)=フィリピン=は50・3キロでともに1回でパスした。
初防衛戦となる飯村は「これ以上ないってぐらいやってきた。
「(ドミンゴは)荒々しいだけでなくカウンターもとれる選手。今回は出入りのボクシングで揺さぶりたい。どんな展開になっても応戦できるように勝つ準備はしてきた」とリベンジに燃える。そしてドミンゴ戦の敗戦が、すべてを変える転機になったという。「あの負けから自分の中で、ボクシングに向き合う姿勢が変わった。
日本王座を返上して東洋太平洋王座を獲得した飯村が、世界を意識するは当然だ。「まずは明日、勝たないとその先が見えてこない。そのためにも必ず勝ちます」とリベンジの舞台に立つ。
戦績は飯村が8勝(2KO)1敗、ドミンゴは21勝(13KO)2敗。