◆JERAセ・リーグ 阪神4―0ヤクルト(2日・甲子園)

 阪神は連敗を4で止めた。先発の村上が無四球で今季のチーム初となる完投を完封で成し遂げ、ハーラー単独トップの5勝目を挙げた。

打線は6回に4番・佐藤輝、5番・大山の連続適時打で先制し、7回には森下の遊撃への適時内野安打で4点目を追加した。この3人が打点を挙げれば、23年9月8日の広島戦(甲子園)から引き分け挟んで17連勝だ。

 藤川監督は村上について「本当に素晴らしかったと思いますね。最後のイニングに今日、最速のスピード(148キロ)というところで、今シーズンの彼の状態の良さと4月に引き続き、この5月も非常に心強い、そういった投手に、またなってくれましたね」と最大級の賛辞。主戦投手が連敗を止めるのは今季3度目となった。また、指揮官は6回の中軸の働きに「打線ですからね。機能するときはこういう風に点になる」と目を細めた。

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