巨人・秋広優人が今季１軍初合流　日替わり外野「競争１枠」チャンス勝ち取れるか
打撃練習をする秋広優人（球団提供） 画像（1枚）

　巨人の秋広優人内野手（２２）が２日、今季初めて１軍に合流した。ＤｅＮＡ戦（横浜）は今季初の雨天中止となったが室内での練習に参加。

阿部慎之助監督（４６）から「ここを逃したらもうないだろうって思ってほしい」とハッパをかけられた期待の背番号５５。１軍定着を目指す５年目がチャンスを生かし、４連勝中のチームにさらなる勢いをもたらしていく。

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　巨人の外野は現状１枠が「競争枠」になっている。

　丸が開幕直前に右太もも裏の筋損傷で長期離脱。開幕当初はキャベッジ、ヘルナンデス、若林でスタメンがほぼ固定されていた。だが、キャベッジが４月中旬から左手親指痛のため一時離脱。１軍復帰時には打撃不振のヘルナンデスが代わりに登録抹消となった。

　そのため４月中旬から外野の一角が若手の日替わりとなった。オコエも２軍降格後に右肘痛で故障班に合流した中で、萩尾、笹原、岡田、佐々木、内野手の中山ら多くの選手にチャンスが与えられ、貴重な経験を積んだが、一気に突き抜ける選手は現状いない。

　この日は、１日の広島戦（東京Ｄ）に７番・左翼で出場して無安打に終わった佐々木が登録抹消になった。代わりに１軍合流した秋広は左翼での出番も予想されるが、チャンスはそう多くないだろう。

　ヘルナンデスと丸が不在の今だからこそ、さまざまな選手を起用できる面もある。

群雄割拠の外野手争い、１軍生き残りへ１打席目から勝負になる。（巨人担当キャップ・片岡　優帆）

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