◆JERAセ・リーグ 広島2―4中日(2日・マツダスタジアム)
中日が今季最長の4連勝で、今季初、昨年4月29日以来の貯金1とした。高橋宏が7回5安打2失点で2勝目。
4月25日のヤクルト戦(バンテリンD)の4回途中4失点KOから直球を修正。ブルペン投球も増やしながら「まず気持ち」と奮い立った。好投と大量失点を繰り返し、この日も「まだまだ」と不満。「完投せなあかん」と自身を戒めたが、井上監督は「(高橋宏が)『徐々にいいものは出てきています』と言っていた。自分が感じることが大事」と今後に期待した。
打線は3戦連続で失点の直後に反撃し「(逆境でも)いけるぜ、という雰囲気」と指揮官。粘り強い攻撃がエースの奮起も呼び、歯車がかみ合った。(安藤 理)