◆JERAセ・リーグ 阪神4―0ヤクルト(2日・甲子園)
全身で虎党の祝福を受け止めた。9回2死、阪神・村上はオスナを右飛に打ち取ると、肩の荷が下りたようにほほ笑んだ。
流れを変えた。チームは4連敗中だったが「連敗よりもリリーフの方々が…」と目を向けた。登板が増加傾向だった中継ぎ陣を救うだけでなく、今季3度目の連敗ストップ。価値ある122球に藤川監督も「5月も非常に心強い投手になってくれた」と賛辞を送った。
この日は「GWこどもまつり」として開催。スコアボードは17年から恒例の平仮名表記になった。ビジョンで紹介された「こどものころのじまんばなし」に「少年野球でいっぱい優勝した」と記した右腕。