◆JERAセ・リーグ 広島2―0中日(3日・マツダスタジアム)
広島・床田が今季2度目の完封でチームの連敗を7で止めた。「僕自身の状態がいいのもありますが、(連敗は)止められるだろう、止めないといけないと思った」と107球で被安打3。
登板前に「三振は(走者三塁など)欲しい場面以外はいらない。球数を減らして長い回を」と語っての有言実行だ。7回以外は先頭を打ち取り「欲しい場面」はゼロ。「途中から『やべえ、取ってない』と思っていたけど、変に取りにいくと崩れる」とペースを守った。2戦連続、今季3度目の完投で47投球回は両リーグ最多。全6登板で7回以上を投げ、防御率0・96は3位に浮上した。
新井監督は3度も「床田、様様」と最敬礼。