巨人・戸郷翔征投手が先発予定の5日・阪神戦(東京ドーム)で1軍復帰登板を迎える。敵地でDeNA戦が行われる4日は横浜スタジアムで最終調整。

「やるしかないのでね。結果を残して1軍に残れるように。そこに全力を尽くしたいなと思います」と覚悟を決めた表情で汗をぬぐった。

 3回1/3で自己ワースト10失点KOとなった4月11日の広島戦(マツダ)以来の1軍マウンド。開幕戦、ポストシーズンなど重圧のかかる経験は数多くしてきたが「全く違いますね。今までいろんな経験をしましたけど、こういう結果で2軍に行くことも初めてですし、また新たな挑戦だなと思って。いい相手ですし、いいピッチングをしてチームにいい状況をもたらせたら一番かなと思います」。4月4日に3回7安打3失点と打ち込まれた阪神との再戦へ燃える思いを口にした。

 「本当にいろいろな方の支えがあってここまで来れましたし、一年間しっかり戦うために準備をしてきたので。明日はホームですし、皆が待ってくれていると思う。その期待に、ファンの期待に応えられるように頑張りたいなと思います」

 高卒7年目の今季は2年連続で開幕投手を務めたが、3登板で0勝2敗、防御率11・12と苦しんで2軍に降格。4月18日にイースタン・西武戦(Gタウン)で抹消後初登板に臨み6回無失点。

同25日の日本ハム戦(同)は6回2安打1失点で、4月29日から1軍に合流していた。

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