◆読売杯第40回日本少年野球中日本大会 ▽小学生の部・決勝 稲沢中央ボーイズ(愛知県西支部) 6―5 愛知豊橋ボーイズ(愛知県東支部)=(5月4日・霞ヶ浦第三野球場)

 春の中日本王者を決める大会は、小学生の部で、稲沢中央ボーイズが決勝戦を逆転で制して2年連続4回目の優勝を決めた。大会連覇は、第11回大会(1996年)の中京エンペラース(翌年も勝ち3連覇達成)以来で、史上3チーム目。

広田爽真主将(6年)は「最高です。ミスもあったけど、皆で打って、ヒットを量産できました。チーム一丸となって勝てました」と胸を張った。

 決勝は初回に3点を先行される、苦しい展開となった。それでも、まずは2回に久田笑優(5年)の適時打で1点を返して反撃。3回には2死三塁から4番・鈴木泰誠(6年)が中越え二塁打、渡邊小十郎(6年)も中前打と連続タイムリーで追いついた。

 直後に再び2点のリードを許したが、4回は2死走者無しから広田、渡邊成実(6年)が連打で二、三塁と好機を広げた。ここで、畑秀樹(6年)が2点二塁打して同点。さらに、鈴木が中前打を放ち、これが決勝点となった。

 最終回は、「抑えられます」と名乗り出た久田に託した。1死から安打を許したが、次打者を併殺に斬って勝利。予選リーグは同じ相手に敗れて2位突破だったが、見事なリベンジVを果たした。

 

◇両チームスタメン

【稲沢中央】

1 遊 広田

2 投 渡邊成

3 三 畑

4 捕 鈴木

5 一 渡邊小

6 左 原田

7 二 久田

8 右 堀場

9 中 佐野

【愛知豊橋】

1 遊 岩本

2 中 加藤

3 三 長坂

4 捕 伊藤

5 投 鈴木

6 一 大竹

7 右 三原

8 左 梅﨑

9 二 大津

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