第73回京都新聞杯・G2は5月10日、京都競馬場の芝2200メートルで行われる。
素質馬が何頭かいて、先々まで注目できる組み合わせになりそう。
トッピボーン(牡3歳、栗東・笹田和秀厩舎、父リアルスティール)は前走の1勝クラスを破格の好時計で勝った。ラスト1ハロンは流す余裕がありながらも11秒3を記録し、底知れない能力を秘めている。重賞でも直線でまとめて差し切る脚力を持っている。
キングスコール(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ドゥラメンテ)はスプリングS3着から臨んだ皐月賞で7着。出負けして位置取りが苦しくなっても、直線は差を詰めてきた。スムーズな競馬ができれば、反撃は十分にある。順調に使えているのも何よりだ。
ネブラディスク(牡3歳、栗東・福永祐一厩舎、父ドゥラメンテ)は共同通信杯4着、毎日杯3着と重賞でも大崩れしていない。決め手ではやや見劣るが、新馬戦で圧勝した京都コースに戻るのは歓迎だろう。