◆米大リーグ マーリンズ―ドジャース(5日、米フロリダ州マイアミ=ローンデポパーク)

 ドジャースの金慧成(キム・ヘソン)内野手(26)が5日(日本時間6日)、敵地・マーリンズ戦に「9番・二塁」でメジャー初先発し、5回先頭の2打席目に左前安打を放ってメジャー初安打をマークした。

 1点リードした3回先頭の1打席目は、22年サイ・ヤング賞右腕の先発・アルカンタラと対戦し、内角のツーシームをいい角度で捉えたが、右飛に倒れた。

3点をリードした5回先頭の2打席目にカウント1―1から直球を捉えて左前安打を放つと、続く大谷の打席で二盗も決めた。

 23年WBC韓国代表の金慧成は、二塁のレギュラー候補として3年総額1250万ドル(約20億円=契約発表時のレート)でドジャース入りしたが、オープン戦で結果が残せず、開幕前にマイナー降格。3Aオクラホマシティではスイング改良など打撃を見直し、28試合で打率2割5分2厘、5本塁打、19打点、13盗塁とアピールに成功し、エドマンの負傷者リスト(IL)入りもあって、メジャーに昇格した。3日(同4日)の敵地・ブレーブス戦の守備でデビューし、4日(同5日)には代走で出場してメジャー初盗塁となる二盗を成功させた。

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