テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は7日、各地で飲酒運転による事故が相次いでいることを報じた。

 京都市では6日朝、ポルシュが路線バスに正面衝突し運転手の市原涼太郎容疑者(24)が酒気帯び運転などの疑いで逮捕された。

 5日には8台が巻き込まれた神奈川県横須賀市での多重事故では、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕された野中雅仁容疑者(31)からは基準値の3倍のアルコールが検出された。また、この事件では男性同乗者がいたが事故当時、そのまま現場を立ち去っていた。男性は5日夜、横浜市内の警察署に出頭し「事故の衝撃でパニックになって立ち去った」と話していることなどを報じた。

 スタジオでは、飲酒運転による死亡事故の推移を伝えた。これによると、2001年には、年間1191件だったが2001年12月に「危険運転致死傷罪」が新設、2014年5月には「自動車運転死傷処罰法」が施行されるなど法改正を進むにつれ昨年は140件まで減っている。

 コメンテーターを務める元テレビ朝日社員の玉川徹氏は飲酒運転をさらに減らすために「制度的に例えば一度でも酒酔い運転なんかしたら二度と取れないようにする。免許は権利じゃなくて許可なんですよね。なので、この人はそういうことをやった以上はもう許可はできませんってあってしかるべしだと思います。それはできるんじゃないかと思います」と提言した。

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