卓球の世界選手権個人戦(17日開幕、カタール・ドーハ)に出場する男女日本代表が7日、都内で合宿を公開した。

 男子のエース・張本智和(トヨタ自動車)はシングルス、ダブルスの2種目に出場する。

男子シングルスで史上最年少13歳で8強入りした2017年大会から、5大会連続の個人戦。第4シードで臨む男子シングルスは準決勝まで中国選手と当たらない組み合わせとなった一方、1回戦から世界42位の難敵・林鐘勲(韓国)を迎え撃つ形に。「優勝するために楽な試合は1試合もないと改めて感じた。1試合目から強い相手。しっかり彼の特徴だったり対策を練っていかなきゃいけない」と足元を見据えた。

 この日はTリーグ・岡山リベッツに複数年契約での加入も発表された。昨季まで在籍した琉球アスティーダを3年契約満了に伴い退団していた張本智は「オファーをいただいて、今までアウェーで(試合に)出てきた中ですごく熱の入った応援団の方々がいましたし、僕を必要としてくれる気持ちがすごく伝わってきた。ぜひ一緒にプレーして優勝をかなえたいなと思った」と説明。「世界卓球前にできるだけ決めたいと思っていたので、スムーズに決まったことで悩みを持たずにプレーできる」と早期決着を歓迎した。

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