◆ヴィクトリアマイル・G1(5月18日、東京競馬場・芝1600メートル)=5月12日

 堅実に好走を続けるボンドガール(牝4歳、美浦・手塚貴久厩舎、父ダイワメジャー)が、届きそうで届かないビッグタイトルへ、着実に上昇する。8日の1週前追い切りは美浦・Wコースで嶋田純次騎手(レースは武豊騎手)を背に単走で4ハロン50秒8―11秒2。

最後に仕掛けられると鋭い伸びを披露し、状態の良さをうかがわせた。手塚調教師は「5ハロンだと調整が難しくなるので4ハロンで追ったが、1週前にそれなりにやれたので良かった。前走からの間隔が開いていない割にはしっかりとやれた」と手応え。これまで秋華賞を含む重賞で2着が5回とタイトルは目前。トレーナーは「多頭数ですが、東京コースは悪くない。じんわりと上がっていけば」とイメージする。

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