プロボクシングの元世界6階級制覇王者で2021年に現役を引退したマニー・パッキャオ(46)=フィリピン=が、12日(日本時間13日)に発表されたWBCの最新ランキングでウエルター級5位にランクされた。
パッキャオは、7月19日(同20日)に米ラスベガスでWBC世界ウエルター級王者マリオ・バリオス(29)=米国=とのタイトルマッチに臨むと8日にスポーツ専門局ESPN(電子版)が報じている。
パッキャオはフライ級からスーパーウエルター級まで6階級制覇(海外メディアではリング誌王座を加えて8階級制覇とする場合が多い)を達成。21年8月のWBA同級王座統一戦でヨルデニス・ウガス(キューバ)に判定負けして現役を引退。政治家を続ける一方で、昨年7月には格闘技イベント「超RIZIN.3」(さいたまスーパーアリーナ)で安保瑠輝也とエキシビションマッチを行った。6月には国際ボクシング殿堂入りを果たすことが決まっている。
一方、前回までWBC5位にランクされていた佐々木尽(23)=八王子中屋=は、パッキャオと入れ替わる形でランク外となった。佐々木は6月19日に大田区総合体育館でWBO同級王者ブライアン・ノーマン・ジュニア(米国)に挑戦する。
戦績はパッキャオが62勝(39KO)8敗2分け、バリオスが29勝(18KO)2敗1分け。