ユニクロ女子陸上競技部は13日、今年1月の第101回箱根駅伝で2年連続8度目の優勝を果たした青学大の原晋監督がスペシャルアドバイザーに就任することを発表した。21日にチームの公式ホームページで意気込みなどを明かす。

「日本女子陸上界の発展に微力ながら貢献したい。21日に熱い思いをお伝えます。お楽しみにご期待ください」と話した。

 青学大の陸上部監督と地球社会共生学部教授、関東学生陸上競技連盟の箱根駅伝対策委員長、実業団男子長距離のGMOインターネットグループのEKIDENダイレクターを兼務する原監督は、さらに女子陸上界に進出。すでに、先週の関東学生対校選手権では、有力な女子選手が所属する大学の関係者にあいさつ回りを始めていた。

 関係者によると、原監督は、ユニクロの柳井正代表取締役会長に直接、オファーを受け、快諾したという。4月には原監督の教え子の神林勇太氏がユニクロ女子陸上部のディレクターに就任。最近の箱根駅伝で11回中8回優勝している青学大のチーム哲学や理念などを伝えることになりそうだ。

 ユニクロ女子陸上部は今年4月にヘッドコーチだった長谷川重夫氏が監督に就任した。また、この日、車いすテニスの元世界ランク1位で23年に国民栄誉賞も受賞した国枝慎吾氏のトレーナーで知られるアン・クイン氏がメンタルコーチに就任したことも発表された。

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