◆米大リーグ ドジャース1―11アスレチックス(13日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・佐々木朗希投手(23)が13日(日本時間14日)、右肩痛のためメジャー初の負傷者リスト(IL)入りした。開幕から先発ローテを守ってきたが、離脱することになった。
朗希は7度目の先発だった3日(同4日)の敵地・ブレーブス戦で5回3失点でメジャー初勝利。9日(同10日)のダイヤモンドバックス戦には、日米通じて初めて中5日でマウンドに上がったが、5回途中5失点で、直球の平均球速は94・8マイル(約152・6キロ)止まりだった。
試合後、ロバーツ監督は「我々が分かっているのは、右肩にインピンジメント症候群があることと、去年似たような症状があったと言うこと」と説明。「我々は前回のアリゾナでの登板の後(9日の敵地・ダイヤモンドバックス戦)に気がついた。彼は数週間前から違和感があったようだ。ただ、彼は投手陣の(故障者が続出している)状況を考えて、投げて戦い抜いた。昨日精密検査を受けて、インピンジメント症候群だとわかったので、IL入りさせることにした」と明かした。
復帰時期については「まだ決まっていない」とした指揮官。昨季は山本が右肩痛で約3か月間の離脱。仮に重症でなかったとしても、23歳の金の卵とあって、将来を見据えてじっくりとリハビリに充てる可能性もありそうだ。